屋上緑化 植物の相談

水、大気、緑、土に恵まれた「地球」が病んでいる。 世界的な異常気象も頻発している。
近年、「オゾン層破壊」「地球温暖化」「熱帯林減少」「砂漠化」などの地球環境問題が大きな問題になっており、今のうちに適切な手を打たなければ、人類の生存基盤である地球の生態系が損なわれ、人類の未来の生存が脅かされるおそれがある。 こうした事態になった原因は、人口が増加し人間活動が拡大・高度化した結果、環境への負荷が環境の持つ復元能力の限度を超えるに至ったことにある。
したがって、地球環境問題の解決のためには、現代の工業文明社会の大量生産・大量消費・大量廃棄という非持続的なパターンの見直しと、開発途上地域における持続可能な開発努力と適切な人口政策の実施が基本的に必要である。 このため、1992年に行われた地球サミットにおいて、世界のすべての国がグローバル・パートナーシップの精神をもって地球環境問題の解決に取り組むための枠組みが合意され、各国で行動が始まっている。
日本でも、環境基本法が制定され、それに基づいて環境基本計画作りが進んでいる。 そこでは「循環を基調とした経済社会システム」「自然と人間の共生」「全員参加」「国際的取り組み」が目標とされる見込みであり、21世紀の日本の経済社会は、この方向に沿って進むことになるであろう。
こうしたなかで、自然の物質循環に生産力の基礎を置く農林水産業の重要性が改めて浮かび上がってくる。 一つは今後予想される人口増加、気候変動等の事態に対する食料生産確保の重要性であり、もう一つは農林水産業の持つ環境保全・国土保全機能である。

他方、農林水産業には環境に悪い影響を与えている側面もあり、逆に環境悪化から被害をうける側面もあるなど、農林水産業と環境とは密接不可分の関係にある。 農林水産業と環境問題との関係についての議論は、これまでややもすると、農林水産業の環境保全機能のみを取り上げたり、逆に環境破壊的側面を強調するものなど、やや一方的な主張が多かったように思える。
また、これまで農業、林業、水産業はそれぞれ切り離されて論じられることが多かった。 環境問題と農林水産業との関係を一方に偏らず多面的に解明することに努め、また、農業、林業、水産業は生命系産業として共通点があり相互に密接に関わっていることから、これらを まとめて取り上げることとした。

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